が、平日と同じ時間に起きると窓の外は薄曇りで青空もちらほら。なんてこったい。行くつもりだった北方もどんよりとはしていないので、彼にメール。お昼までに戻ってくることを条件に女房殿にお許しを得、9時過ぎに大豊~大歩危方面へ向けて出発しました。
連休最終日の上に昨夜の雨の予報もあってか、単車の数は極めて少なく根曳峠までに見掛けたのはわずか1台。コトコト安全運転で登り始めます。
県内有数の降雨地である繁藤は多少雲がある程度で青空がほとんど。ただ風が強くやや不安定な走り。慎重を期して流します。大豊も県境に近付くと肌寒く、自宅では「暑いかな?」と思うくらい厚着してきて正解でした。はるか前方の山間はどんより・地面は濡れた跡。降られたら即退散のつもりでしたので心配しつつ県境を越えました。お向かいの子は初の高知脱出!おめでとう!(もちろん2輪での話です)そのまま何とか目的地であるWest-Westまでお天気ももってくれてよかった~
単車生活6年目にして県外到達。学業におわれ専ら通学快速でしたので、喜び一杯です。バイクで越境すると、ちょっとした達成感がありますよね(w
West-Westは広い駐車場と、地元土建会社の奥さんの趣味で建てられたと噂のログハウス調の結構大きくおしゃれな建物に、向かって右からコンビニ・monbellグッズ販売店・喫茶店が入っています。
祖谷方面へ入る車は結構ありましたが、ここの駐車場はガラ空き。親切にも、国道側に何十台も停められる屋根つきの駐輪場ができていました。4輪は祖谷へ行くのでなければほとんどが高速に乗って通り過ぎてしまうのでしょうね。川を眺めているとアンパンマン列車がやってきました。
喫茶(開店当初かわいいおねーさんがいたのですが辞めちゃって久しいです。でも、売店の女性も気さくで綺麗な方でした)で頼んだ苦いコーヒーを啜りながら駐輪場へ。隣に停めた香川ナンバーのリッター3台に声を掛けた後、降られない内にそそくさと帰りました。濡れた路面に気を遣いつつ、先行するムーヴをペースメーカーに走ります。
ゆとりすとパーク入り口で突然、ムーヴが赤い三角の止まれマークを持ったお巡りさんに止まられました。検問か?と思いましたがどうやらネズミ捕りのよう。移動オービスに全く気付きませんでした。若いお巡りさんは無線で「その車は違う」と言われたのでしょう、行きなさいと指示。我々は確認もされず。しかし、橋を渡った所には数台の乗用車が引っ張り込まれていました。皆さんご用心!
先ほどのコーヒーが効いて繁藤駐在所すぐそばのトイレを拝借。香川からの3台が追い抜きざま手を上げていってくれました。お気をつけて~
次は9月のシルバーウイークあたりに松山まで連れて行ってあげたいなと思っております。
そうそう、峠道のきついカーブを走って気付いたのですが、右と左で曲がった時の感覚が違うんですね。左へ曲がる時はどっしり安定するけど、右コーナーではグリップしてないような気がして恐く感じました。根曳で後をパンクした苦い経験を思い出して(傾けても後がズルズル外へ出るんですよね)。察するに、駆動系が左に集中している為、左に傾けると重心が低く安定する。逆に右に傾けると重いものが上に来て遠心力と相まって心許なく感じるのかな?慣れが必要ですね!
先生如何でしょう?