昨年同様、日付の変わる瞬間を布団の中で過ごし、翌朝5時半に起きてカップうどんをかきこみ準備して神社へ。すでに他の世話役さんお2人お待ちかね。少々遅参スミマセン。
早速お参りをすませました。あたりはまだ暗く、参拝者の数もぽつーりぽつーり。ただ、例年よりかなり寒さがマシなので楽でした。明るくなってきた頃から箒で参道を掃き始め、水を打ちながら日の出を待ちます。曇りの予報でしたが見事な快晴!綺麗な初日の出を拝むことが出来ました。
9時頃には総代さんや当家さんもやってきて、祭典の準備開始。一旦帰られていた世話役の方から、大阪に住む息子さんがネットで南国の中華料理屋・龍譚を検索したら僕のブログがヒットして、宗我神社のことも書いてたよ、とのこと。龍譚のB定も食べて帰って貰いたいですが、氏神様への参拝も何卒!
神官さんもやってきて、そろそろ祭典を始めようとした頃にやってこられた年配の女性。2本の杖を使い、歩くことすら大変ですので、もちろん手をお貸しします。
「兄さん、すまんねぇ。皆に迷惑掛けるき来られんがやけんど、来とうてたまらんかったがよ」
きつい段を乗り越え、ようやく社の前へ辿り着いたおばあさんは手を合わせながら床につくほど深々と頭を下げ「・・・ありがとうございます・・・」の言葉。
齢を重ね、身体のあちこちが言うことをきかなくなり、痛んできても、この1年間生かされたことに感謝し、新たな年も過ごさせて頂けるよう氏神様へお願いする人生の大先輩の姿に、改めて「氏神様の意義=感謝することの大切さ」を学びました。
祭典後はお決まりのおきゃく(宴会)。皿鉢料理を挟んで差しつ差されつ。
正午には片付けも終わり、自宅へ戻って中屋料理店さんの皿鉢(左)と曽我さんのカラアゲ&エビの餡かけ(画像には写ってませんが)。お正月の味といえばコレ!
今年もたくさんの年賀状を頂きました。年々暮れ正月の感覚が薄らいできていますが、お年賀頂くと実感が湧いてきますネ。
そして女房殿のお郷へ。途中から雪!徐々に量が増えてきて、家に到着した頃にはあたり一面真っ白。
ご挨拶の後、すぐ裏の氏神様へお参りしました。
お義母さん手作りの鯖寿司や猪汁をごちそうになりました。おじいちゃんの貴重な昔のお話を聴き、帰り道が凍ってませんようにと祈りながら無事帰ってきました。今年も1年頑張ろう!
先生如何でしょう?